迷惑だったりする?

君のために生きてる

Q. 推しが武道館いったら死ぬ?

 こんにちは、クソオタクです。

早速ですが皆さんは"推し"っていますか?

アニメ、ゲーム、俳優、声優、漫画その他諸々、愛してやまない推しって、誰しもひとりやふたりいますよね?

この記事では、そんな"推し"に人生をかける人のお話をご紹介及び布教していきます。

 

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 『推しが武道館いったら死ぬ」

あらすじー 

岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。

えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。

えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。

えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。

収入の全てを推しに御調、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を避けぬその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。

『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら…死んでもいい!』

そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルオタクも巻き込んで今日も続く…!

 

アイドルを推すオタクといえば、なんとなく、小汚いおじさんを想像していませんでしたか? 

しかし本作品の主人公であるえりぴよこと舞菜オタクは、恰好がジャージであれど、若くて綺麗な女性。近年では女性アイドルを女性が推していることも珍しくありませんが、漫画やアニメで描かれるオタク像は男性が多いですよね。そういった意味でも、主人公が女性のオタクで、推しているアイドルも女性という本作品は、アイドルとオタクの関係を描いた作品の中でも、新しい一面があります。

そしてこの作品の面白さといえば、①リアルなオタクの生き様 ②アイドルの尊さ ③心に刺さる台詞の3つ。その中でも、個性豊かなオタクたちの生き様には、きっと誰もが共感できるところがあるはず。

 

推し武道の推し要素①個性豊かなオタクの生き様

 

えりは、ごく普通のどこにでもいる大学生の女の子。しかし、偶然通りがかった道で、ある1枚のチラシをもらいます。配っていたのは、アイドル衣装を着た背の低い、内気そうな少女。桜が舞う春の季節、それが、えりぴよと舞菜ちゃんの出会いでした。

 

~そして3年後~

 

定職につかず高校時代のジャージを着ている女性が通うのは、おじさんばかりのライブハウス。

彼女は声の出る限り叫びます「舞菜ちゃん今日もかわいいよ!!!!!!!!!」

そう、えりぴよ(えりのHN)は、地下アイドルである舞菜ちゃんにどっぷりハマってしまっていたのです。

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舞菜ちゃんに積むために持っていた服は全て売り払い、いつでもライブに行けるようにバイトを掛け持ちし、貢ぎたいから舞菜ちゃん分の握手券付CDを買い占める…。

そしてグループ内の他のオタクたちは舞菜ちゃんの握手券を買うことができず、舞菜担が増えない…。つまり、舞菜ちゃんのかわいさを全世界に知ってほしいえりぴよだけが、唯一の舞菜担になってしまうという、本人が気付いていない地獄のループを繰り返している毎日。

唯一の舞菜担、そして毎回積む額の多さでTO(トップオタ)に上り詰めていたえりぴよが、この作品の主人公。

そんなえりぴよには、少しだけオタク友達がいます。

 

一人目が、グループのセンターで圧倒的人気を誇るれお推しのくまささん。

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れおが他のグループにいた頃からの古参で、生誕イベも主催する誰もが認めるTO。

外見はどう見ても冴えないおじさんですが、その心の優しさと、本人が嫌がることは一切しないオタの鑑のような人です。

れおの固定レスもあり、深い信頼関係があるよう。(アニメでは無駄なCV:前野智昭)

 

二人目が、新規空音担の基(もとい)さん。

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20代前半で塾講師のアルバイトをしている空音ガチ恋勢。

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最初はCD1枚で我慢できていたのに、気づけば今では「空音ちゃん30枚!」とか言ってしまう、すっかり沼へハマってしまったオタク。ガチ恋すぎて、些細な事でたまに病んでるところがわかりみがある人も多いはず。

 

そしてここからは、そんな彼らが推してやまない地下アイドル"ChamJam"ちゃんの紹介です。

推し武道の推し要素②アイドルの尊さ

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名前(年齢):メンバーカラー

 

五十嵐れお(22):ピンク

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 ツインテールの超美少女で、圧倒的センター。グループの最年長であり、リーダーでもある。以前所属していたグループ(そこそこ人気があったが解散済)では人気があまりなく、立ち位置は端っこだった。ファン想いで、仲間想い。自分が引っ張っていかなければという気持ちがあり、武道館ライブへの思いが強い。くまさの推し。

 

松山空音(18):ブルー

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 元々アイドルには興味がなく、親戚に応募され事務所に所属。ChamJam初期メンバーのひとり。所属前に、れおが前グループにいた頃のライブをたまたま見かけたことがある。プロ意識が高く、ファンに誤解されるような行動や、メンバーと険悪な雰囲気になることを取らないように徹底している。だが、元テニス部ということで、熱愛騒動が出たり男絡みの話が出るたびファンたちに「空音はテニス部だからなww」と言われているのを気にしている。よくエゴサしては凹む。基の推し。

 

伯方眞妃(19):イエロー

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 セクシーなお姉さんで、Eカップ。ChamJam初期メンバーのひとり。れお・空音と共にグループ内のトップ3として事務所に推されている。ゆめ莉とはプライベートでも非常に仲が良く、しばしば手を繋いでいるところも見られたりと、あやしい関係であることが伺えるが、はっきりとした記述はなし。ゆめ莉には自分を超える努力をしてほしいと思っている。

 

寺本優佳(16):ホワイト

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 おバカキャラだが実際おバカ。ちょくちょく空気が読めない(自他共に認めている)。アイドルにはなったのは、みんなに可愛いと言って欲しかったから。武道館への思い入れはそこまでないが、ちやほやされたいという理由で、加入当時からセンターを目指している。握手会では、スマホのガチャを回させたり、ファンの話を聞かず自分ばかり話したりなど、あまり対応は良くない。また、ファッションセンスがあまりにもなく、えびの着ぐるみのようなパーカーを被ったり、コンビニ袋にキーホルダーを付けたものをカバンにしたりしている。

 

水守ゆめ莉(18):パープル

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 ChamJam初期メンバーのひとり。心優しく、人からの嫌味にも怒らずに対応する。

昔からダンスを習っており、グループの中では一番ダンスが上手いが、人に教えるのは苦手。自分に自信がなく、眞妃の隣に並ぶのが相応しくないと考えている。しかし眞妃のある行動をきっかけに、ファンのためにも努力して眞妃の隣に並ぶことを決意していく。

 

横田文 (18):グリーン

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  愛称は「あーや」でロリ枠。メイド喫茶でバイトをしている。ChamJam加入時はツインテールだったが、れおとキャラ被りしてしまうため耳下の二つ結びに変えた。アイドルへの夢が強く、初めからセンターを目指していたが、なかなか人気が出ない。ファンが増えないことを気にしていて、たびたびファン増やそう作戦を実施しているが全て失敗している。武道館への思いが強く、グループの中でスキャンダルを出したりして足を引っ張る者には厳しい。メンバーの中で仲が良いのは優佳。

 

市井舞菜(17):サーモンピンク

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 えりぴよの推し。むしろファンはえりぴよしかいない(みんなえりぴよが怖い)ため、えりぴよには大きな感情を抱いているが本人には恥ずかしくて伝えられない。そのため、えりぴよには塩対応と思われている。

内気でシャイ。自分に自信がなく、人気がないのも自分に魅力がないからだと思っているが、れおに励まされて少しだけ前向きになる。

こんなにサーモンピンクが似合う子初めて(プロデューサー談)のため、れおのピンクと少々かぶるサーモンピンクがメンバーカラー。ほかのメンバーがメンカラに沿った花や植物を持つポスターなどでは、鮭を持っている。衣装にも鮭が付くことがある。

 

ここまでがChamJamちゃんのメンバー紹介です。

いかがでしたでしょうか…。

尊くない??

え…メンバーそれぞれの個性が強いの尊くないですか?

みんな高校生~22歳で同じグループに属してるの尊い。年の差があっても仲がいいの尊い。プロフェールには書ききれなかったのですが、こんなメンバー間尊いエピソードもあります。

  1. れお(センター)が舞菜(人気最下位)を嫌味なく励ます
  2. 優佳(おバカ・16歳)に空音(18歳)が家で勉強を教えている
  3. 優佳がみんなのことを「~~ちん」で呼ぶ(最年少なのに)
  4. すごくセンターになりたいしメンカラはピンクしかないと思っていた文が、れおにだけは勝てないと思っている
  5. みんなでうどんをゆでるために奮闘する

などなどなど…。1話につき尊いエピが何個発生するか数えきれません。他にも「こんな尊いエピあるよ!」や「なんでこのエピがないんや!」というお声がありましたらご連絡ください。

もうこんな私の少ない語彙力では何一つ推し武道の魅力を伝えきれないのが悔しい、無念。

そして、推し武道と言えばそんな怪しい"百合"の他に、もうひとつ忘れてはならない要素があるのです。

推し武道の推し要素③名言

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「好きな相手が同じ次元にいるだけでありがたいと思え」

「生きていく上でいちばんどうにかなるのはお金だから」

「好きって強い呪いだから、自分では解けないんですよ」

等など…。

オタクの心に響く台詞がたくさんあるのです。これは全て推し武道内のオタクたちの台詞ですが、逆にアイドル側の台詞もとても胸に響くのです。

 

『わたしはれおを尊敬してるし理想のアイドルはずっとれおだけだ』

『出来るように頑張ってはみてるけど、それだけだよ』

『私は友達にすらなれないのにな』

『頑張った分報われたいって思っちゃうよ、人間だもん』

『努力が全て報われるわけなんてないのにね』

 

……推しがこんなこと言ってたら涙で前が見えない。ごめんね、CD積んであげられなくて…そう思う外、我々オタクには為す術がないのが悲しい。推したちがどれだけ傷ついたり努力が実らなかったりしてても、彼らがそれを表に出さない限り、察することもできないかもしれないの辛すぎる。推しには笑顔でいてほしいしおいしいものをいっぱい食べてほしい。悲しいことや辛いことは何ひとつせずに永遠に生きていてほしい、そう思ってしまうのが自分のエゴだとしても、そう思わずにいられないときもあります。

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 なんと!2020年1月よりアニメが始まります!!!!

動いているChamJamちゃんを観られるなんて最高じゃないですか??

詳しい放送日時はこちら。

oshibudo.com

 

TBS2020年1月9日(木)深夜1:28~
BS-TBS2020年1月11日(土)深夜2:00~

 

アニメや作者様のTwitterもろもろは下記にまとめました。

アニメ:

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推奨ハッシュタグ#推し武道

回し者みたいになってしまいましたが、割と知名度が局地的な本作品は、本当の本当に面白いです!ぜひ全人類に知っていただきたいだけで書き殴ってみたにわか推し武道推しの雑文でしたが、この記事を見てくださった皆さまの中でひとりでも推し武道推しになってくれたらうれしいです!お読みいただき、ありがとうございました!

こちらもぜひチェックしてみてください!

 

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https://oshibudo.com/